福井高等学校

校長挨拶
校長

すべてを学生・生徒のために

本校では、建学の精神に謳われているように「節義を重んずる人格の育成」を中心に据え、「すべてを学生・生徒のために」を基本理念とし、日本国内だけでなく世界でも活躍する「人類社会の福祉に貢献する」人材の育成を目指しています。

生徒一人ひとりの成長を応援します

高校は、人間形成にとって非常に大切な時期です。規範意識や倫理観および基礎的学力や教養など人としての成長を図り、学びや仕事に向かう意欲や思考力・判断力、プレゼンカなど個性の伸長を図ります。また、知・徳・体の調和のとれた教育を実行し、健やかでたくましい心身を育成するなど、生徒一人ひとりの成長を応援します。

本校では、勉強やスポ一ツ、学校行事、生徒会活動、ボランティア、地域貢献など、様々な校教育活動のあらゆる機会をとらえ、生徒が活躍し、認められ、ほめられる場面を多く準備します。生徒の皆さんには、その中で、試行錯誤を繰り返し、成功体験を重ねながら、「やり切った」満足感や自信・自己肯定感を深めていただきたいと考えています。また、小さな失敗も経験して、反省や工夫をくり返し、協働し、切磋琢磨しながらお互いを高め合い、豊かな人間性および社会性や主体性を身につけていただきたいと願っています。

手厚く丁寧な指導により、
質の高い教育と専門性の高い指導を目指します

学生の本分は学業です。本校では、大学入試や検定試験の合格等を目指して、少人数指導や習熟度指導に積極的に取り組み、手厚く丁寧な指導により学力の向上を図ります。充実した授業はもちろん、補充個別指導や集中補講、また、外部講師による授業やスタディサプリと併せた予備校の授業映像配信の視聴など、生徒が必要とする学習内容と学習環境を整えています。

また、夜遅くまで学習したい人のために、教室は9時ごろまで、大学の図書館は10時ごろまで開放しており、さらに質問を受けるために教員も待機しているので、多くの受験生が施設を活用し、納得のいく自学・自習をしています。

普段の授業では、新学習指導要領の指針にあわせ、ICT 機器を使いながら効率的に授業を展開しており、基礎・基本的な知識・技能の定着に加え、読解力・思考力・判断力を伸ばす授業の工夫がなされています。また、投げ込み教材を使うなどして、探求力や論理構成力を伸ばす機会を増やし、時事的・日常的な話題や情報についてディスカッションやプレゼンをすることで、発表力・表現力も伸ばす工夫をしています。

優れた能力・個性をさらに伸ばすため、大阪大学や福井工業大学と連携し、最先端の科学技術に関する大学の専門的な内容を学習するプログラムを始めました。また、英語によるコミュニケーションやグローバル教育にも力を入れており、海外姉妹校との相互訪問、ハワイプナホウ学園でのSGLI (グローバルな社会におけるリーダー育成プログラム)、英会話カフェ、イングリッシュセミナーなど、様々な分野で生徒の可能性を伸ばす支援をしています。

クラブ活動では、県内外から優秀な指導者を招聘し、有望な選手を集め、県内での優秀な成績はもちろん全国大会での優勝を目指し、日々厳しい練習に励んでいます。強い身体と精神力および技術の向上、さらに仲間意識や協調性等の社会性の育成を目指します。クラブ活動で培った精神力や考え方を学校生活や人生にも生かし、人間として総合的に成長できるよう、指導していきたいと考えます。

われわれ教職員は、皆さんを精一杯サポートし、本校が地域から魅力ある学校として選ばれるよう、なお一層の努力をしてまいります。

校長 佐々木 栄秀