継続とポジティブ

大阪ブルテオン

清水 邦広さん

〈福井高等学校 平成17年卒〉

福井中学校・高等学校で学び、SVリーグ MENに所属する大阪ブルテオンで活躍する清水邦広さんに、進学科2年 男子バレーボール部主将の山本快さんが質問し、プロバレーボール選手としての心構えや貴重なアドバイスを頂きました。

《聞き手》

進学科2年 男子バレーボール部主将

山本快さん

《取材日》

2023年5月

サーブとブロックアウトのコツ

山本 : サーブやブロックアウトがうまくなるコツを教えてください。

清水 : 「サーブ」…ジャンプサーブの場合、自分でトスをあげるので自分の一番打ちやすいトスを探して毎回その同じ位置にあげれるようにする事が大事。そのためにサーブとサーブのトス練習だけに分けて練習すると良い。

清水 : 「ブロックアウト」…ブロックアウトを打つには、スパイクを思った位置に正確に打てるようにならないといけない。スパイク練習の時に自分でコースを決めて

・ライン ・セカンドライン ・真ん中 ・ロングクロス ・クロス ・インナー

と、最低でも6ヵ所思ったところに打つ練習をするとコースの幅が広がり、ブロックに当ててだすことも出来るようになる。スパイクを打つときは、必ず被らず前でとらえることが大事。被ってしまうとスパイクを打つ瞬間にブロックが見えなくなってしまう。

自分で決めた事を継続してやり続ける

山本 : 高校時代の練習で特に気を付けていたことや力を入れていたことを教えてください。

清水 : 僕が高校生の時は、自分で決めた事を継続してやり続けた。僕の場合、当時は体力がなく足も細くて脚力がなかったから、1日5キロを毎日走り続けた。

山本 :日々の食事で気を付けていることはありますか。おすすめの筋力アップ料理を教えてください。

清水 :学生の頃はとにかくたくさん食べて、動く事が大事。試合の時は炭水化物をたくさんとる事を心がけて、練習やトレーニングした後は炭水化物だけでなく、たんぱく質を意識してたくさんとる事が大事。練習が終わって30分以内に補食をとることも心がけて欲しい。

ポジティブな気持ちを忘れずにやること

山本 :今までで一番きつかった事を教えてください。きつい練習で意識していることはありますか。

清水 :キツイ練習はたくさんあるが、試合で負けるほうが何倍もキツイ。だから、どんな練習でも自分のため、チームのためだと思って乗り切る。

山本 :壁にぶつかった時の解決方法を教えてください。

清水 :どんなにトップ選手でも壁にぶつかる事があるが、その時に落ち込むのではなく、ポジティブな気持ちを忘れずにやることが大切。必ず抜け出す事が出来るし、大きくなるチャンス!僕も何度も経験して感じています!ネガティブでマイナス思考でいると自然と結果も良くない方向に流れてしまう。仲間と話したりして、リフレッシュすることも良いと思う!

山本さんの目標

  • 春高バレー優勝
  • SVリーグで活躍
  • 日本代表選出

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